- AIイラストを生成できるグラボを知りたい
はじめまして。AI絵師をサブスクリプションで応援できるサイト「AiCorner」を運営しているMYOHOのサイト運営局です。
生成AIの発達により、AIが多岐にわたる作業や仕事を行えるようになりましたが、この中にはイラストや絵の生成も含まれています。
イラストや絵を作成する場合、グラボの話に多くの関心が集まりますが、AIイラストを生成する際に、クリエイターはどのようなグラボを準備する必要があるのでしょうか?
本記事では、AIイラストを生成できるグラボについて解説します。
AiCornerであればAI絵師でもFANBOXやFantiaのクリエイターと同じように支援を受けられるため、AIイラストの収益化に悩んでいる場合は是非利用してください。
そもそもグラボとはなんなのか?
皆さんはグラボがなんなのかご存じでしょうか?
グラボ(グラフィックボード)とは、映像をパソコンのディスプレイに出力するために必要なパーツを指します。
しかし、グラフィックボードは必ずしもPCに必要なわけで無く、例えば事務作業やネットサーフィンをする程度では、無くてもそれほど問題ありません。
しかし映像やゲームなど、高画質の映像や画像が多くて、内蔵されたGPUだけでは対応しきれない分野では、このグラフィックボードが求められます。
だからゲームや絵では、グラボをよく耳にするのです。
グラボを選ぶポイントとは
次に本題である、グラフィックボードを選ぶポイントについて見ていきましょう!
①メーカー
グラフィックボードは様々なメーカーによって開発されていますが、私がおすすめするのはNVIDIA(エヌビディア)のブランド・GeForce(ジーフォース)です。
GeForceをおすすめする理由は、単に効率が良いからというのもありますが、GeForceの市場シェア率が高くて、世に出回っている多くのグラボが、GeForceを基準して作られていることにもあります。
少し前まではGeForceが市場を独占していたほど、NVIDIAが市場の「基準」を確立しているのです。
②VRAMについて
グラフィックボードの搭載容量には、VRAMという名称があります。
このVRAMが一体どれくらい必要なのかという話ですが、例えばイラストソフトである「illustrator」の場合は、推奨のVRAMが4GBと記載されています。
しかしこの数値はあくまでも推奨であり、最低限必要な容量に過ぎません。
様々なソフトやページの利用を考慮すると、推奨容量の4GBだけでは少々物足りないのではないかと思います。
また、そのツールやソフトが求めるVRAMをクリアできていないと、そもそもイラストを生成できないという事態に直面します。
そのため様々なソフトを利用するつもりであれば、大げさにVRAMを増量しておくのが無難です。
③生成時間
グラボのモデルによって、イラストの生成時間は大きく異なります。
それは、先ほどのNVIDIA社のGeForceにも言えることで、GeForceのモデルによってイラストの生成時間が異なります。
512×512のイラストを1枚生成する場合、2019年4月に発売されたGTX 1650では30秒ほどかかりますが、2022年10月に発売開始した最新版モデルの一つ、RTX 4090の生成時間はなんと1秒ほどです。
生成回数などによって生成時間に誤差はあるものの、ここまでの差があることには間違いないでしょう。
④高くて性能が良いモデルを
グラフィックボードは費用対効果がかなり大きい機械であると思います。
例えばiPhoneでは、miniとPro Maxの間に日常生活にもたらす影響の違いがあるかと言われてもそれほど無いし、PCも2,3年や数万円の差で手応えに違いが出ることは少ないと思います。(よほど安い場合は話が別ですが)
しかし、ご覧いただいたようにグラフィックボードは、数年の差であってもここまで生成時間が短縮されるなど、進化の速度が速いです。
最新モデルであるRTX 4000は確かに高額ですが、この生成速度を考えると、費用対効果はかなり大きいのではないでしょうか。
結局どのモデルを購入するのがいい?
GeForceにも様々なモデルがありますが、結局はどのモデルを選ぶのが良いのでしょうか?
①GeForce RTX 3060
2021年2月に発売されたRTX 3060は、12GBのVRAM容量を持つグラボの中で、最も安価なモデルです。公式サイトでも5万円弱から購入可能です。(2023年12月現在)
先ほどのIllustratorの推奨容量である4GBを基準にするならば、12GBは相当余裕を持った設計と言えるでしょう。
②GeForce RTX 4080
こちらは16GBのVRAM容量を持つグラフィックボードです。
価格は公式サイトでも約21万円程度(2023年12月現在)からと、非常に高額ですが、生成時間は先ほどのRTX 3060のおよそ4分の1です。
RTX 3060と比べて価格は4倍、生成時間は4分の1程度なので、まさに「グラボは価格と生成時間が反比例する」ことをよく表しています。
③GeForce RTX 4090
現在発売されている最も高性能なハイエンドモデルです。
価格は公式サイトで30万円弱からとなっています。(2023年12月現在)
予算に余裕があればぜひお勧めしたいモデルです。
AIイラストで収益化する場合はAiCorner
AiCornerは手描き絵師とAI絵師の両方が利用できるパトロン系サイトであり、色々なユーザーから月額制で支援を受けられます。
![](https://www.myoho-group.co.jp/wp-content/uploads/2023/12/AiCornerのロゴ-1-1024x512.png)
パトロン系サイトとは、イラストや動画などを制作するクリエイター(インフルエンサー)をファンが金銭的に支援できるサービスサイトです。
クリエイターはコンテンツの一部へ会員料金を設定することでファンから金銭的な支援を受けられ、支援者は限定コンテンツなどを楽しめるようになります。
クリエイターは資金を得られ、ファンは限定コンテンツを楽しめるため、多くのクリエイターやファンが利用している人気のサービスサイトとなっています。
日本ではpixivが運営しているFANBOXやAiCorner、海外ではPATREONなどがあります。
有名なパトロンサイトにはFANBOXなどがあるものの、FANBOXなどはAIイラストの利用を禁止しているため、AI絵師が収益化することはできません。
一方、AiCornerはAIイラストを支援することが許可されており、AI絵師でも通常の絵師と同じようにファンから金銭的な支援を受けられるようになっています。
AiCornerではファンが専用のチケットを購入し、それを消費することで月額制の支援ができる仕組みになっています。
クリエイターやAI絵師は月額制で支援を受けられるため、ファンを増やしていけば安定的な収益化が可能です。