- AI絵師が何を使って仕事しているのか知りたい
- それぞれのAIイラストツールの特徴を知りたい
はじめまして。AI絵師をサブスクリプションで応援できるサイト「AiCorner」を運営しているMYOHOのサイト運営局です。
チャットGPTをはじめとする生成AIの発達で、人工知能は私の生活により身近な存在になりつつあります。
AIではイラストや絵を生成することが可能ですが、これを生業にする人も現れています。
その一つがAI絵師と呼ばれる存在で、AIツールを巧みに使用して絵やイラストを作成する人々です。
AIツールでイラストや絵を生成するには、何が必要なのでしょうか？
本記事では、AI絵師が使っているアプリやツールについて、紹介していきます！
AiCornerであればAI絵師でもFANBOXやFantiaのクリエイターと同じように支援を受けられるため、AIイラストの収益化に悩んでいる場合は是非利用してください。
AI絵師とは
AI絵師の仕事内容は、自分の脳内にある「絵の想像図」をAIツールに指示して、自分が思い通りの絵やイラストをAIに生成させることです。
職業名では「絵師」と呼ばれていますが、実際の仕事内容には自ら絵を描く作業がほとんど無い場合がほとんどです。
「自分のイメージをAIツールに指示する」と聞いて、皆さんがどのようなことを考えるかは存じ上げませんが、これは簡単な作業ではありません。
自分の想像と異なる部分が無いように、AIに伝える必要があるからです。
AI絵師が利用している画像生成AIツール5選
それではAI絵師はどのようなツールを利用して、イラストや絵をAIに生成させているのでしょうか？
イラストや絵を生成できる画像生成AIを、紹介していきます！
- ①DALL-E
- ②Midjourney
- ③Craiyon
- ④StyleGAN
- ⑤NightCafe
①DALL-E
このツールは、今話題のチャットGPTでお馴染みのOpenAI社が開発した画像生成AIです。
公開されたのは2023年9月。わずか数ヶ月前です。（記事執筆は2023年12月）
DALL-Eの1番の特徴は、チャットGPT同様のレベルの性能を持っていること。
チャットGPTの自然言語処理能力は非常に高いですが、そのレベルを画像生成でも実現可能となっており、ユーザーの要求に応じた高いレベルの画像生成を期待できます。
そして商用利用が可能である点にも注目です。
生成AIの中には、生成されたコンテンツの著作権が生成AI側にあるために商用利用ができないツールもありますが、商用利用が可能ということでビジネスでも積極的に活用できるでしょう。
最新版であるDALL-E 3は、チャットGPTとBing Image Creatorのどちらかで利用可能ですが、いずれも月額料金を払う必要があるので、注意しましょう。
②Midjourney
続いて紹介するのは、チャットアプリの一つであるDiscord（ディスコード）のサーバー上に開設されている、Midjourney（ミッドジャーニー）というツールです。
Discordは、オンライゲームなどで用いられるゲームですから、普段このアプリを利用している方におすすめです。
難点には、無料での利用がほぼ不可能であることや、より精度の高い絵を生成するために関数を理解して使用する必要があることが挙げられます。
③Craiyon
Craiyonは、先ほど解説したDALL-Eのデータをモデルとして開発されています。
つまりチャットGPTをモデルにしているとも言えますね。
画質や生成速度に制限はあるものの、Craiyonは無料でしかもアカウントを作成せずに利用可能です。
Craiyonでは、英文テキストの入力でコンテンツが生成されます。
④StyleGAN
StyleGANは、米国企業であるNVIDIA社によって開発されました。
StyleGAMの強みは、高画質な写真を生成できることにもありますが、それ以外にも人物のイラスト生成を得意としています。
人間の絵生成を得意としているAIツールは数多くありますが、細部を見てみると「鼻と口の向きが不自然である」「髪の流れ方がおかしい」といった、現実ではあり得ないポイントを発見することも少なくありません。
しかしStyleGANは、高解像度の画像や絵を生成するにあたって、まずは低解像度で範囲の広く無い写真から学習を始め、徐々に解像度と範囲を上げていく段階を踏みます。
そのため、細部を徹底的に描いたイラストや写真を生成できるのです。
⑤NightCafe
最後に紹介するのは、NightCafe（ナイトカフェ）という生成ツールです。
この記事の冒頭で、「AIに自分の想像を指示することは、簡単なことでは無い」とお話ししましたが、NightCafeには指示する難易度を下げてくれる機能が一つ、あります。
それは、他のユーザーの指示で生成されたAIアートのテキストプロンプトや設定内容を閲覧できるということです。
他人の設定方法、そしてその結果生成されたAIアートを対比することで、そのAIツールの生成傾向を掴みやすいのではないかと思います。
無料利用では制限がありますが、1日に5回の無料利用回数は午前0時に自動更新されます。
1日に5回以上の利用をお考えの方は、有料プランへの加入を検討しましょう。
月間100回のクレジットから有料契約可能で、月額料金は4.79ドルです。
AIイラストで収益化する場合はAiCorner
AiCornerは手描き絵師とAI絵師の両方が利用できるパトロン系サイトであり、色々なユーザーから月額制で支援を受けられます。
パトロン系サイトとは、イラストや動画などを制作するクリエイター（インフルエンサー）をファンが金銭的に支援できるサービスサイトです。
クリエイターはコンテンツの一部へ会員料金を設定することでファンから金銭的な支援を受けられ、支援者は限定コンテンツなどを楽しめるようになります。
クリエイターは資金を得られ、ファンは限定コンテンツを楽しめるため、多くのクリエイターやファンが利用している人気のサービスサイトとなっています。
日本ではpixivが運営しているFANBOXやAiCorner、海外ではPATREONなどがあります。
有名なパトロンサイトにはFANBOXなどがあるものの、FANBOXなどはAIイラストの利用を禁止しているため、AI絵師が収益化することはできません。
一方、AiCornerはAIイラストを支援することが許可されており、AI絵師でも通常の絵師と同じようにファンから金銭的な支援を受けられるようになっています。
AiCornerではファンが専用のチケットを購入し、それを消費することで月額制の支援ができる仕組みになっています。
クリエイターやAI絵師は月額制で支援を受けられるため、ファンを増やしていけば安定的な収益化が可能です。